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【よくある質問トップ10】フリーランスエンジニアの面談対策について

フリーランスエンジニアの有人(freese90)です。

今日は『フリーランスエンジニアの面談でよく聞かれる質問TOP10』というテーマで解説しようと思います。

まず大前提として、フリーランスエンジニアとして案件に参画するまでの流れは『スキルシートの執筆』→『面談(1回が多い)』→『参画』です。

フリーランスの面談では、正社員の面談と違い、面談まで進むと合格率がかなり高いです。

僕の例で話すと、昨年11月に新しい案件を探したんですが、エージェントの営業さんから13件の案件提案があり、その中から5件選んで受けて、5件合格したといった感じです。

ただ、これは『スキルシートの書き方』『面談で重要なポイント』をしっかり抑えて面談に臨んでいるからなんですね。

スキルシートの書き方や面談でのポイントなどは、僕のLINEマガジンで詳しく解説しているので、参考にしてもらえればと思いますが、今日はその中でも『面談』にフォーカスして、よく質問されることをランキング形式で解説していこうと思います。

逆に、これらの質問の『答え』をあらかじめ用意して面談に臨めば、面談の合格率は飛躍的上がりますし、逆にこれ以外のことを聞かれた際は、自分のメモに追記して、次に面談を受ける時から答えられるように準備してもらえればと思います。

実装中に困ったこと、それをどうやって解決したか?

実際にエンジニアとして開発を進めていると、技術的な実装が難しいことや、ググっても解決方法が分からず、困ることがあります。

そのような際に、どのように解決してきたかという質問はよく聞かれるケースが多いです。

フリーランスエンジニアとして案件に参画する際、基本的にはチーム開発なので、『解決に時間がかかりすぎると感じた場合、どのように開発メンバーとコミュニケーションをとりながら解決してきたか』ということをアピールするというのが良いかなと思います。

基本的は、『困ったことの事例』『その解決方法』を具体立てて話せるように準備しておくのが良いかなと思います。

コードを書く際に気を付けていることは?

この質問は、チーム開発をする上で鉄板の質問で、逆に僕が面接官でも聞く質問かなと思います。

個人開発の場合は、システムさえ動いていれば、自分がコードを読んで理解できるのであれば問題にならない訳ですが、

チーム開発の場合は、自分が書いたコードを、後から他の人が修正したり、自分がその案件を抜けてから、別の人がコードを修正したりすることがあります。

そのため、他の人が見ても分かりやすいコードを書く必要があります。

なので、チーム開発において『どのような事を意識しているか』を答えれるように準備しておくのがオススメです。

僕の場合は、『何をしているか、パッと分かりやすい変数名・メソッド名をつけること』『できるだけ同じような処理は共通化すること』『しっかりと適切な頻度で、ソースコードにコメントを残しておく』などを答えるようにしています。

テストコードを書いた経験は?

これも、チーム開発では鉄板の質問になります。

テストコードによって自分の書いた機能が正常に動作することを保証しておくことで、後から別の人が変更を加えたり、言語のバージョンアップの際など、今までのコードが正常に動くことを担保できる訳です。

チーム開発では、多くのエンジニアが様々な箇所を触ることになるので、テストコードを書いた経験があった方が評価されやすい傾向にあるかなと思います。

一部のSier案件などの場合、テストコードを書かずに、目視で確認してテストを行う現場もありますので、そのような現場での経験しかないの場合は、『今までの現場で経験してきたテストの観点』『テストの際に気をつけていること』などをプラスして話せると高評価かなと思います。

コードレビューの経験は?

この質問も、割と面談でよく聞かれる質問になります。

コードレビューの経験があるエンジニアであれば『どのような観点でコードレビューをしているのか』という点をしっかりと話せるように整理しておくのが良いかと思います。

この質問は、先程の『コードを書く際に気を付けていることは?』とも通じる点があるので、合わせて準備しておくと良いかと思います。

コードレビューの経験がないと、フリーランスエンジニアになれない訳ではないですが、レビューの経験があるエンジニアは、やはり高評価を得やすいので、将来的に独立を考えているエンジニアは、このあたりも経験しておくと良いかもしれません。

今、興味のある(独学でも勉強している)技術領域は?また、その理由は?

これも面談では割と聞かれます。

エンジニアとして、どのような技術に対して興味・関心があるのかを探る質問になります。

今、独学でも勉強中の技術があれば、それを話せば良いと思いますし、特にない場合は興味のある技術について話せるように準備しておくと良いと思います。

僕の場合は『Devops系を含めたインフラ周りの技術、React、Goなどについて興味がある』という回答をしています。

また、単純に興味があるだけではなく、できれば学習などを自分で進められている技術があれば、優先的にアピールするのもありだと思います。

案件探しの軸は?

この質問に対しては『今どのような軸で案件を探しているのか』は、しっかりと説明できるようにしておくと良いと思います。

間違っても、面談の場では『単価』とかは言わないほうが無難だと思います。笑

ここでは、先程の『興味のある技術領域』の話と絡めて話せると、よりベターなんじゃないかと思います。

僕の場合は『既存のスキルだけではなく、何か1つでも未経験のスキルが身に付く案件を中心に探しています』と回答しています。

言語やフレームワークで使ってるバージョンは?

これもよく聞かれる質問です。

大前提として、バージョンが一致していないと案件に参画できないという訳では全くありませんが、参考程度に聞かれることが多いので、Ruby2.6Rails5.1みたいな感じで、さっと答えられるように、面談前にメモしておくのがいいかなと思います。

チーム体制は?(その中での役割など)

実際に案件に参画した後は、チーム開発をしていくことになるので、これも聞かれることが多い質問です。

この質問に対する回答では『自分が今までの仕事の中で、意識して行動してきたこと』などを、積極的にアピールするのがいいかと思います。

特に、案件参画後も、プロジェクトに対する姿勢や積極性は大事になってくるので、自分のアピールポイントを話すだけではなく、ストーリーや経験に沿った形で話せるとベストです。

リモートでの開発経験は?

これについては、特にコロナが流行してから、聞かれることが増えた印象があります。

要は、コロナが流行る前の2019年とかは、リモートの案件ってまだ少なかったんですが、今はリモートが前提の案件もかなり増えていて、僕が昨年11月に提案いただいた案件は、13案件中13件が全てリモートの案件でした。

これは、僕が『リモートの案件だけに絞って探してた』という理由もありますが、逆に言えば、リモートの案件だけに絞っても、それだけの数の案件から選ぶことができるということです。

勿論、言語にもよりますが、RubyやGo、VueやReact、スマホアプリ開発系の言語でフリーランスになろうと考えている人は、特に聞かれることが多いと思います。

リモートワークという働き方では『実際にその人がしっかり働いているか』『作業の進捗』が見えづらいこともあり、マメな連絡や早めの相談など、技術力以上に報連相も大切になってきます。

なので、このあたりをアピールをしつつ、それをストーリーや経験に沿って話せるように準備しておくのが良いと思います。

https://frien.jp/remote_programming_2021

目指しているエンジニア像は?

これも稀に聞かれる質問です。

人によって回答は異なると思いますが、準備しておくと良いでしょう。

僕は『要件定義などの上流からの参画だけではなく、技術選定や開発フローの構築など、全般的にフルスタックにこなせるエンジニア』という感じで回答しています。

聞かれることはそんなに多い訳ではないですが、何かしらの『将来的なエンジニア像』を語れるように準備しておくと良いかなと思います。

最後に『裏技』を紹介

最後に、僕が使っているオススメの『裏技』を紹介します。

フリーランスの案件を探す際の最初の面談など、どうしても緊張してしまうことも多いと思います。

また、せっかく準備していた回答も、面談の際にド忘れしてしまったりするケースもあるかと思います。

そのような方にオススメしたいのは、これらの『質問』と『回答』をメモ帳に書き出し、デスクトップに表示しながら面談をするということです。

※ Web面談の場合のみ有効な方法です

実際に、面談慣れしてくれば、そこまで準備する必要もありませんが、面談の当日に何を答えたらいいか頭が真っ白になってしまう人(= 面談が苦手な人)には、かなり効果的です。

※ 明らかに棒読みにならないように、その辺は工夫してください

今回、解説した質問以外にも聞かれる可能性は勿論ありますが、その際にはその『メモ』に質問を追記していき、『自分のオリジナル面談対策シート』を作成していけばOKです。

ある程度、面談で聞かれる質問は決まっているという点と、想定していなかった質問についても、面談の数をこなしていく中で追記していくことで、『答えられない質問』は、徐々に減っていくはずです。

①『面談でよく聞かれる質問』や『自己PR』をまとめてメモを作る

② Web面談の場合は、そのメモを見ながら面談に臨む

もっと詳しく知りたい方は

ここで解説した『質問』は、あくまで一例に過ぎず、僕の今までの経験や、周りのエンジニアから聞いた話からまとめた内容です。

勿論、これ以外のことを聞かれることもあります。

最も大切なのは『面談を多く受けて慣れること』『想定外の質問をされた場合は、その質問をメモに追記して、同じ質問をされた際にスムーズに答えられるようにすること』です。

受験勉強と同じで『傾向と対策』なので、この記事がフリーランスエンジニアを目指す方の参考になれば嬉しいです。

また、僕のフリーランスエンジニアコンサルでも、このあたりの質問に対する回答の添削面談の対策自己PR文の添削などをガッツリ行っていますので、興味のある方はご参加いただければと思います(^^)

今日はこの辺で!

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